お風呂やめました
1年くらい前に
お風呂に入るのをやめました。
といっても、シャワーは毎日浴びています。
バスタブにお湯をためて入るのをやめたのです。
理由はふたつあります。
ひとつ目は、 娘がバスタブにつかるのが好きではなく、お湯をためなくていいと言うからです。
ふたつ目は、お湯をためると、そのお湯が冷めないようにと「早く入りなさい」と何度も言ってしまうことに疲れたからです。
バスタブにお湯をためて毎日お風呂に入ることは、実は『当たり前』ではないのです。
沖縄ではバスタブがないアパートは珍しくありませんし、海外だとそ逆にのような習慣がある国は少ないでしょう。
だから
自分が思いこんでいる『当たり前』
をひとつ捨てることにしたのです。
お風呂をやめたら、すごく楽になりました。
私も娘も、お風呂に関してはストレスがかなり減ったと思います。
私は、お湯が冷めることを心配しなくてよいので、どっちが先に入るとか次に入るのであれば早く入らなきゃと思うこともありません。
娘のほうは、「早く早く」とせかされることがなくなりました。
娘がお風呂に入らなったり、バスタブにつからなかった日に
「あーあ、私一人のためにバスタブにためたお湯がもったいなかったなぁ。ためなきゃよかった。」
と、落ち込むこともなくなったのです。
自分の『当たり前』が他の人にとっても『当たり前』でないことは、他にもたくさんあると思うのです。
自分基準の『当たり前』にとらわれすぎて、そうでない家族や他人に対して「なんで?」「どうして?」と責める気持ちが生まれてくることもあります。
はたしてその『当たり前』は、本当に『当たり前』なのか?
そんなに固持しなくてはならないものなのか?
考えてみるのもいいかもしれません。
コロナウィルスの影響で、子供と過ごす時間が増えている人も多いと思いますが、そんな中で
自分の基準の『当たり前』を子供にも求めすぎていないでしょうか?
いままでの『当たり前』をひとつ捨ててみることで自分自身が楽になり、周りの人も楽になる。
一度見つめ直してみませんか?