我が家の娘は色々と習い事をしました。
私たち親が勧めたわけではなく、自ら「これを習ってみたい」「あれをやってみたい」
と言うのです。
でも、ほとんどが長続きすることはなく、数ヶ月で辞めてしまいました。
その都度、
また続かなかったら・・・
と正直思いますが、自宅でテレビやインターネット、ゲームをするくらいなら少しでも外に出た方がよいと思い、やらせてきました。
家庭教師
ギター
塾
スポーツジム
英会話
など。
確かに、すごくお金はかかります。
「月謝払ってるんだから、ちゃんと休まず行ってよー(涙)」
「もう辞めるの?入会金もったいなーい(涙)」
という言葉を何度も飲み込みました。
でも、
経済的に許せる範囲であれば、できるだけやらせてあげるほうがよいと思います。
何かやりたいと思い、行動に移すこと。
これって、学校にも行けず自宅で悶々と過ごしている娘にとってのもがきであり、今の自分を変えたいという気持ちの表れだと思うのです。
何もやる気になれず、ただただテレビの画面をぼーっと見続けている娘が、たまに動き出したい気持ちにかられるのでしょう。
ただ、どれも数ヶ月経つと
「いきしぶり」
が出てきます。
娘の場合は、人と接することが苦手だったり、ちょっとした相手の言動行動が気になり、
その先生に会いたくない=行きたくない
となってくるのです。
スポーツジムは特別先生がいるわけではないので、他のものより長く続きましたが、それでも半年くらいでした。ジムにはたくさんの人が来ているので、やはり人の目が気になってのことでした。
人と接することが苦手
人の言動行動が気になる
人の目が気になる
これは、結局、自分に自信がないからだと思います。
よく言われる
「自己肯定感」が低い
ということです。
これも、私の娘に対する接し方がいけなかったのだと反省しています。
娘からはよく
「なんでいつも私の言うことに否定から入るの」
と言われます。
そう言われて初めて、確かに私は娘が話してくれたことに
「でもさ」
から始まる言葉ばかり返していました。
「そうだよね」
から始まる同調の言葉がけをほとんどできていませんでした。
娘がそれを指摘できるようになったのは中学2年生になってからだったと思います。
それまで、私自身がそのことに気づいていなかったのです。
指摘されてからは、同調の言葉がけから入るように心がけています。
もちろん、私の考えを伝えることもありますが、最初に娘の考えを受け入れ、そのあとで「ママだったらこうするかな」とか「ママはこう思うな」と言うようにしています。
ですが、時々忘れてしまっている私に対し、娘の喝が入ります
そうすると、また反省して自分を改めるのです。
人間、そう簡単には変われませんね(汗)
ちなみに、中学3年から行き出した塾(中学1年のときとは別の塾)と、高校に入ってからやっている英会話はまだ続いています。
少しは自己肯定感が上がってきたのでは?と期待しつつ、今日も私自身の言動を振り返るのです。
『子育ては自分育て』
どこかで聞いた言葉です。