今だから言いたい‼ 不登校のこと

小4から中3までの5年にわたる娘の不登校。不安、悲しみ、怒り・・・そして感謝。

うつ病診断!

2021年6月18日

 

「軽度から中度のうつ病ですね。」

 

そう心療内科の先生に言われました。

 

2021年3月に投稿した時は、娘が自ら塾に通い始め、大学受験に向けて勢いよくスタートを切ったところでした。

 

あれから3ヶ月ほどで、この診断が出たのです。

 

昨年末から体調が悪い時もあったのですが、新年度が始まったくらいからますます体調を崩しだしました。

 

頭痛、微熱、立ちくらみ、吐き気、腹痛、食欲減退、体重減少などなど

 

とにかく体調が悪く、毎朝学校に車で送る日々が続きました。

 

このときも私は、何か

 

内科的

 

なものだと思い、症状をネットで調べ内科に連れて行ったり、漢方薬を買って飲ませてみたりしました。

 

そうです。

 

娘が小学4年生のときに体調不良が始まり、学校に行けなくなってきた時と同じです。

 

不登校を認めたくなくて、内科的なものだと思い込もうとしていた

 

あの時の私と。

 

そんなもどかしい私に、娘が言いました。

 

「私、うつ病だと思う。だから心療内科に連れてって。」

 

ネットでできるうつ病診断をやると、必ずうつ病になるのだと。

 

そんなの誰でもなるんじゃない?と思いましたが、内科では原因がわからないと首を傾げられるだけだったので、かなり渋ってからやっと重い腰を上げたのです。

 

コロナの影響もあり、心療内科は新規受付を中止ているところもあり、予約がなかなか取れませんでした。

そんな中でもなんとか2ヶ所の予約をとりました。

 

そのうちの一つはキャンセルがでたので3日後には診察できますよとのこと。

 

娘を連れてそのメンタルクリニックへ。

 

娘以外にも高校の制服を着た子もいました。

 

診察室が二つありますが、コロナ対策なのかドアが開いており、話し声は待合室まで聞こえてきます。

 

問診票と、うつ病診断チェック表のようなものが娘と私に渡されました。

 

しばらく待って診察室へ。

 

30歳くらいの男性の先生でした。

 

淡々と質問、それに対する娘の回答をカタカタとパソコンに打ち込み、ほとんど顔も見ない印象。

 

そして、

 

「軽度から中度のうつ病だと思われますね。」

 

と言われました。

 

問診票と決まりきったような質問をいくつかしただけでその診断。

 

そして、薬は一年は飲んでくださいねとのこと。

 

処方されたのは

 

レクサプロ 10mg

夕食後半錠

 

と胃腸薬でした。

 

レクサプロは体が慣れるまで副作用として吐き気が起こることがあるため、半錠から飲み始めて、慣れてきたら1錠にしましょうと言われました。

 

なるべく薬は飲ませたくないと思っていましたが、本人が飲みたいと言うので飲ませることにしました。

 

ただ、このクリニックには二度と行かないという私の意見には、娘も反対しませんでした。

 

処方薬について、知り合いの薬剤師さんに尋ねたところ、それほど強い薬ではない、と言ってくれました。

ただ、まだ高校生であることを考えると薬をずっと飲み続けるのか?も考えることも大事。セカンドオピニオンを受けた方がいいのではと言われました。

 

それもあって、それから1週間くらいして、もう一つ予約していたクリニックに行きました。

(そこでのことはまだ別でお話ししたいと思います。)

 

飲み始めてすぐに副作用の吐き気が出て、食欲が落ちましたが、1週間くらいで落ち着きました。

 

レクサプロはネットで検索するとわかりますが、脳内物質のセロトニンをコントロールする薬で、一般的にもよく処方されるもののようです。

 

ですが、副作用もあります。

 

娘は、飲んだり飲まなかったりを繰り返しながらではありますが、ずーっと飲んできました。

 

娘の調子が悪い時は、私の方が飲んだかどうか、何度も確認したりしていました。

 

でも、

 

今は、

 

全く飲んでいません。

 

そして、飲んでいた頃よりも

 

圧倒的に安定

 

しています。

 

もしかしたら、大学に入学してすぐの頃のめまいなどの体調不良は、薬を絶ったためかもしれません。

 

まだまだ不安定なこともありますが、新しい友達と遊んだり、たまに休んだりしながらもほぼ毎日学校に通っています。

 

一人親元離れて頑張ることができているのです。

この子は大丈夫

そう思うことも大事なようです。

 

娘の新生活はまだまだ始まったばかり。

 

楽しい大学生活を送れるように、離れた場所から気をかけつつ、娘からのヘルプにいつでも応えられるように、もうしばらくは緊張感を持ち続けようと思います。