今年の春に無事、高校生になった娘。
入学してから6ヶ月が経ちました。
これまで
欠席3日
遅刻2日
早退1日
だけです。
7月くらいから、ちょこちょこと
「明日、学校休みたい。」
とか
「きつい。何も楽しいことない。」
とか
「学校辞めたい。」
と言うようにはなりましたが、それでも、朝になると
頭が痛いといいながらも起きてきて、学校に行きます。
勉強の方は
学校の定期テストで
クラス2位
でした。
といっても、娘が通う高校は学習レベルでいうと、すごく低いです。
おそらく県内公立校では最下位でしょう。
ですが、小学4年のときに不登校になってから、なかなか学習することができず、中3の11月になってやっと本格的に勉強を始めた娘が、ここまでなれるとは驚きです。
学校から宿題がでることはほとんどないので、自宅では勉強していません。
授業中と週1回の塾(数学)、家庭教師(英語)でする程度です。
レベルの程度はどうであれ、中3までは一日6時間も学校の机について授業を受けたことは
一度もない
のに、それができていることがすごいと思うのです。
最初慣れるまでがものすごくきつかったと思うのですが、娘自身が必死に努力した結果だと思います。
勉強だけでなく、行事もそうです。
今月初旬に体育祭がありました。
中学のときは救護テントで過ごしていた娘が、先日、高校の体育祭に
普通に
参加していました。
一生懸命に走ったり、楽しそうに友達とふざけ合ったり・・・
そんな姿を見ることができたのです!
何度も何度も涙が出そうになり、それをこらえるのが大変でした。
でも、幸せでした。
晴天の中、必死にリレーを応援したり、すばらしい演技に感動したり、こんなことができるのも娘がいるからだと感謝でした。
中3のとき、どこの高校を受験するか思い悩んでいた頃は、
受験に受かっても高校なんて通えないんじゃないか?
また不登校になって退学になったらどうしよう?
だったら最初から通信制がいいのではないか?
などなど、不安と迷いでいっぱいでした。
でも、いつも後になって思うのが、
親が子供の可能性の限界を決めてしまってはいけない
ということです。
うちの子はこれができない、あれができない、と決めつけてしまって、その『勝手に決めたわが子の限界』の中でできることを基準に色んなことを決定してしまう。
これはよくないと思います。
子供だって、親から「これはできないよ」と言われたら、できないと思ってしまいますよね。
私はこれで色々失敗してきました。
でも今は、娘の可能性は私が思うよりもずっとずっと大きいのだと考えるようになりました。
だから今日も、娘の可能性を狭めてしまわないように、自分自身の言動行動に気をつけようと思うのです。