今だから言いたい‼ 不登校のこと

小4から中3までの5年にわたる娘の不登校。不安、悲しみ、怒り・・・そして感謝。

HSP (Highly sensitive person)

HSP (Highly sensitive person)

 

という言葉を知っていますか?

 

昨夜、「世界一受けたい授業」を観ていたら、この言葉の授業があっていました。

 

『高度な感覚処理感受性を持つ人のこと』

(ウィキペディア)

 

をさすそうで、病気や障害ではなく、

 

生まれ持った『気質』

 

で、人口の5人に1人という高い割合の人が持っているそうです。

 

例えば、音に敏感とか、周りへの配慮に欠けた人の行動が気になるとか、頼まれごとを断れない、人の機嫌が気になるとか・・・。

 

観ながら、娘は全部当てはまるなと思いました。

 

【音に敏感】

 

 ・買い物に出かけるときはよくイヤホンをして周りの音が聞こえにくいようにする。

 

 ・学校の教室では色んな人の声がよく聞こえる(これを娘は「私は耳がいいから」と言っています。)

 

【周りへの配慮に欠けた人の行動が気になる】

 

 ・お店で一緒に買い物をしていると、誰かが横を通るたびに私の腕を引っ張り、その人が通りやすいようにする。

 

 ・同じクラスの子が自分のことしか考えずに好き勝手に発言するのが許せない。

 

【頼まれごとを断れない】

 

 ・友達や先生から何か頼まれると、やりたくないことや時間的に余裕がなくてもやってあげる。やると返事をしたあとに、後悔とそんな自分を責める。これに関しては、いつも私が「できないって言っていいんだよ」と言うのですが、「それができるんならこんなに苦労してないし。」と反論してきます。

 

【人の機嫌が気になる】

  

 ・私に対しても、よく「何か怒ってる?」と聞いてきます。(確かに機嫌悪い時です)

 

 ・主人が機嫌が悪いときは直接本人には聞いたりせず、機嫌をとるような行動をしたり、こっそり私に「何で機嫌悪いの?」と心配して聞いてきます。

  

 

隣で見ていた娘が

 

「これ絶対私じゃん!」

 

とすぐにスマホで「HSP診断」をやりました。

 

すると

 

「あなたはHSPです」

 

という結果に。

 

その後、私と主人もやってみたところ、両方とも同じくあてはまりました。

 

そのサイトの診断の信ぴょう性はわかりませんが、娘に関してはそうなのだろうなと思います。

 

その授業の最後に、ご本人もHSPである武田友紀先生が

 

敏感だからこそ、周りの人への細かいケアできたり、想像力が豊かで小さなことにも感動できるHSPの人には

 

「だからこそ素敵な未来が待っています」

というようなことを言われていました。

 

こんなに周りのことを気にしてばかりで

 

『かわいそう』

 

と、以前は思っていました。

 

でも、そう思うのは絶対によくありません。

 

こんなに繊細だからこそ、できることがある。

 

今はまだその

 

生まれ持った『気質』

 

を活かせる力がなかったり、活かせる方法が見つかっていないかもしれないけど、必ず素敵な未来が待っています!

 

そう思って、私達親が笑顔で、その子を信じていてあげること。

 

それが一番大切だと思うのです。