今だから言いたい‼ 不登校のこと

小4から中3までの5年にわたる娘の不登校。不安、悲しみ、怒り・・・そして感謝。

子供のもつ力を信じて 過小評価しない!

コロナウィルスのおかげで学校が休校になり、最初は嬉しそうにしていた娘ですが、

さすがに退屈してきているようです。

 

毎日のように高校の友達とオンラインゲームをし、数回は遊んだりしていました。

 

春休み前に数日の登校日はあるようですが、ほぼ1ケ月もお休みになることが、新年度の娘のスタートにどのように影響するのでしょうか。

 

十分に充電して元気に登校するのか、久しぶりの登校に緊張し心も体も対応できず、行きしぶるのか⁈

 

 

娘は高校に入学してから、たくさんの

 

『数年ぶり』

 

を経験しました。

 

小学校以来の教室での授業

 

小学校以来の体育の授業

 

小学校以来の体育祭競技への参加

 

などなど。

 

色んな

 

『数年ぶり』

 

のことに、私の方が緊張して、大丈夫かな?できるのかな?と思っていました。

 

でも、本当に子供の力って

 

親が思う以上にすごい

 

んだなと思います。

 

水泳の授業では、いつも女子では一番だったようです。

 

「そうだった、この子はやればできる子だったなぁ。」

 ずっと

 

『参加しない』

 

ことを選択してきた娘が、色んな力があることを忘れていました。

 

寒くなってくると、体育の授業が持久走になりました。

 

娘の高校では、持久走はタイムリミットがあり、それを超えてしまうと補習を受けなければなりません。

 

そのタイムリミットをなかなか切ることが出来ず、補習ばかりが増えていきました。

 

これに娘は納得がいかなかったようで、毎日のように、

 

「ズルしてるわけじゃないのに。」

 

と半べそをかいていました。

 

それでも最後にはタイムを切ることができ、補習もすべて受けることができたのです。

 

『参加しない』

 

ばかりを選択しているときは、その子がどんな力を持っていたかを忘れてしまいがちです。

 

でも、今はその力を出せないだけなのです。

 

思い出してください。

 

その子はあんなことができたり、こんなことが得意だったりしたはずです。

 

だから

 

子供のもつ力を信じて、過小評価しない!

 

でください。

 

そして、日々その子ができたこと、得意なことをほめてあげるのです。

 

決して

 

「前はこんなことできたよね」

 

 

「前はできたんだからできるはずだよ」

 

などは言わないでください。

 

今できないことに苦しんでいるのに、前のことを引き出されるとますます辛くさせるだけです。

 

今にフォーカスして今のままをほめる

 

いつかまた、その力を発揮できるようになるはずですから。