インプットよりもアウトプットが大事!
子供が不登校になると、その打開策を色々模索すると思います。
私もネットや本で色々調べました。不登校に関するメルマガをいくつか登録もしています。
ですが、思うのです。
インプットよりもアウトプットが大事!
もちろん、まずは色んなことをインプットしなければなりません。
でも、それを実際に行動に移していくこと(アウトプット)
をしなければインプットした意味がありません。
親が色んな情報を得て、自分の行動を反省し、学んだことを実践しなければ子供の状況も変わらないのです!
何事もそうだと思いますが、初期段階が大事ですよね。
娘の行きしぶりが始まったときに、その気持ちをじっくり聞き、娘の心の中に何が起こっているのか、そしてそのことをどうやったら解決できるのか、対策をとるべきでした。
しかし、私がそれができなかったために娘の不登校を長引かせてしまったのだと思います。
娘が5年生になってすぐのころ、ネットで一冊の本を買いました。
(森田直樹 著)
です。
この本には、不登校になっている子どもは「心の中にあるコップの中の『自信の水』が不足」している状態なのだと書かれています。
そして、一番重要なことは、親(保護者)が子どもに対する毎日の働きかけでその『自信の水』を増やす、ということでした。
それなのに私は、この本を読んだだけで満足し、その自信の水が増えるまで『待てば』いいんだと、誤った解釈をしてしまったのです。
本当に恥ずかしい限りです。
当然ながら、待つだけでは何も変わりません。
インプットしただけでアウトプットしていないのですから。
5年生の一学期はクラスがかわったこともあり、出席率は9割近くまで上がりましたが、その後どんどん下がり、三学期に登校できたのは7日間だけでした。
それから3年ほどしてから買ったのが
コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する: 子どもの心を育て自信の水で満たす、愛情と承認の言葉がけ (教育単行本)
(森田直樹 著)
です。
買うときは気づかなかったのですが、読み始めてやっと、前に買った本と同じ方が書かれたのだとわかりました。
2冊目にしてやっと、著者の伝えたい一番大切なことが理解でき、娘に対する言葉がけを意識するようになりました。
それが去年の10月のことです。娘が中学3年。高校進学をどうするか、いまだ決めかねている状況でした。
もちろん、それまでの3年間ずっと、インプットだけで終わっていたわけではありません。
特に娘が中学生になってからは、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーの方々にお世話になり、少しずつですが、娘とのかかわり方を改めていきました。
そのことについては、またおいおい綴っていきます。