現在、高校1年生の娘の母親です。
娘は小4の一学期終わりごろから学校へのいきしぶりが始まり、二学期から不登校に。
小5のときもほとんど登校しませんでしたが、小6になり保健室登校をたまにするようになりました。
中学に入ったら状況は変わるかもという期待は見事にはずれ、入学式は出席しましたが翌日からは全く行かなくなり、中2になってもほとんど登校しないままでした。
しかし、中3で別室登校するようになり、卒業するころにはたまにお休みするくらいにまでなりました。
(ですが教室に入れたのは3年間で2日間のみ。入学式当日と中3の三者面談のときだけ)
高校に入学して1ヶ月半ほどたちますが、お休みしたのは1日だけ!
何校も受験して、やっと最後に合格をもらえた高校に自転車で元気に通っています。
もちろん、友人関係などで悩み、明日は休むと言った日もありますが、それでも翌日になると嫌々でも準備をし、登校していきます。
先日の夕方、私の携帯に
「ママ、楽しーっ! だからもう少し遅くなる! 」
と電話をかけてきました。
クラスの友人たちと公園で遊んでいるとのこと。
娘の口から
「楽しーっ! 」
なんて出たのは何年ぶりでしょうか。
「やっと、やっと、やっと、春がきたねー!」
と心の中で叫びました。
もちろん、
もう大丈夫
なんて思っていません。
でも、長年苦しんできた娘が、これからたくさんの楽しい思い出を作ってくれること、そして、その思い出がこれからも来るであろう壁を乗り越える助けになってくれると思うのです。
まだまだ気は抜けませんが、娘に気配り心配りを忘れず、でも娘に向かいすぎず
手を出しすぎず、自分自身のこれからの事も考えているところです。
このブログは、現在のことではなく、これまでの5年間のことを思い出しながら
綴っていこうと思います。
それは、この貴重な経験を忘れないように、ということと、かつて私がしていた
ように、不登校の子供を前にどうしてよいかわからず、パソコンやスマホで情報
収集に明け暮れている親御さんに、少しはなるほど、と思っていただけるのでは
ないかと考えたからです。
時系列どおりにはいかないと思いますが、
今だから言える
ことを少しずつ綴っていきます。